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仕事について

渡辺 恵果

不動産部2014年中途入社

店長なんて、
無理だと思った。

生まれも育ちも、ずっと沼津市。ご縁あって、加和太がフランチャイズに加盟していたピタットハウス沼津店で働くことになりました。地元だったこともあり、自分でまちのおすすめ施設を紹介する地図を手作りするなど、店舗を訪れるお客様のお部屋探しに少しでも役立てるよう心がけて働きました。また、接客では、あれこれと物件を見せて選択肢を増やす前に、ひと通りご要望を聞くことを徹底。同時に、その理由も尋ねることで、「お客様が最終的に何を優先するのか?」が見えてくるのです。それらの情報を踏まえたうえで、提供できるベストの物件をご紹介するようにしていました。これは自分なりに考えたやり方ではありましたが、全国のピタットハウス直営店・加盟店スタッフを対象とした接客コンテストに参加して、東海エリアの金賞を受賞できたことで、大きな自信に変わりました。ちなみに、このときの金・銀受賞は加和太(笑)。私たちのふだんの仕事が評価されたようでうれしかったですね。と、ここまで順調だったのですが、3年目の春、加和太の本社近くの三島店への異動が決定。皆さんからすれば「とはいえ、となりの市でしょ?」と思うかもしれませんが、生まれてから沼津しか知らない私にとっては一大事。そもそも一人暮らし自体も初めてでしたし、引っ越す直前はストレスでじんましんが出ました(笑)。ただ、こうした不安は、このまちで新しい暮らしをはじめるお客様も一緒のはず。引っ越し後は近所をふらり歩いてみたり、自転車で散策してみたり、飲み屋さんをハシゴしてみたり。まちのことを少しでも知ろうと回っているうちに三島の魅力がどんどん見つかり、様々な人とのつながりも生まれていきました。

周囲のメンバーが
認めてくれるなら

三島店に異動して2年が経とうとしていた5月のことです。「店長にならないか」というお話を会社からいただきました。でも、私は高卒だったし、他店舗の店長さんはベテラン社員ばかりだったし、正直、自分が責任者になるイメージがわきませんでした。「きっと、周りも付いてきてくれないだろう」と自信もなくて、一度目はお断りしたのです。でも、このことをきっかけに仕事に取り組む意識が少しずつ変わりはじめました。まずは、賃貸担当のリーダーとして成長し、それから店長を目指そうと決意したんです。宅建の資格取得も視野に入れて、とりあえず半年間、本気で頑張ってみようと。営業終了後も店舗に残って勉強に励む毎日。必死でしたね。そして、半年後、周りのメンバーに聞いてみたのです。「私、店長できると思う?」と。すると、「私たちは、渡辺さんのことをリーダーとしてみていますよ」という答えが返ってきました。すごくうれしい言葉だったし、メンバーが認めてくれるなら…と、店長の話を引き受けることにしました。もちろん、宅建も無事合格。店長になったことで、肩書きに見合う仕事をしなければと仕事のモチベーションも上がりましたね。また、社内のリーダー研修に参加する機会も増え、他部署のリーダーたちの意識の高さに刺激を受けるようになりました。

ここで経験を積み、
巣立っていってほしい

加和太建設の若手社員の多くは、店舗業務を経験し、他部署へと巣立っていきます。いわば、ここは教育の場にもなっているのです。社会人マナーの習得はもちろん、担当エリアの市町村の物件を見て回ったり、お客様の話を聞いたりすることで、このまちのことを知り、このまちで暮らす人たちのことを知ってほしいと思います。そうして最初は右も左もわからなかったメンバーたちが成長し、他部署で活躍している話を聞くとうれしくなりますね。また、ここ数年、うちの会社に入社する新入社員たちを見ていると、みんな、やる気に満ちあふれている。「まちづくりをしたい」といった自分の目標をしっかり持っている新人も多いと思います。この会社には、やる気のある人に成長の機会を与え、しっかりフォローしながら育てる環境があるので、皆さんも何事にもハングリー精神を持って取り組んでみてください。加和太に入社したら、あとはチャレンジあるのみですから。

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