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仕事について

髙橋 翔

不動産部2017年中途入社

好きなまちを、
もっと好きなまちに。

下田の美しい海で、キャンプや釣り、アウトドアスポーツを楽しみたい。当時、都内の不動産会社に勤めていた私は仕事にも生活にも疲れてしまい、伊豆下田への移住を考えていました。しかし、条件の合う転職先がなかなか見つからず…。三島市まで北上し、加和太建設と出会ったのです。第一印象は、熱い会社。実現したい目標も大きいし、面接の際の社長の話も面白い。「仲間になってくれ」と握手してくださった社長からは本当に熱いものを感じました。入社後は会社が運営するピタットハウス三島店に3ヶ月勤務。このまちの人たちとふれあいながら、加和太の仕事の進め方を学んでいきました。その後、不動産部アセットマネジメント課に異動し、現在は土地や建物を持つ不動産所有者と新規事業者をつなぎ、売買の仲介や新たな活用方法のコンサルティング業務などを担当しています。また、「まちなかツアー」というイベントを企画し、三島市内の掘り出し物件を探してきては、新規事業者や設計コンサルティング会社の人たちを連れて見学。その物件の面白い活用方法をみんなで話し合っています。というのも、歴史ある三島には昔ながらの風情ある建築物が今も数多く残っています。しかしながら、空き家になっている物件も多く、もったいない。そこで、私たちが介在することで、新たな賑わいを生み出せないだろうかと試行錯誤しているところなのです。私自身は三島市に縁もゆかりもありませんが、それでも自分でも不思議なくらい、このまちのことが好きです。川沿い、細い路地、裏通り…。この魅力あるまちを、もっと、もっと元気にしたいですね。

「残したい」という
気持ちのマッチング。

最近担当した物件で、とても印象に残っているものがあります。同じ課の社員が主導で行った案件で、閉店してしまった市内のある店舗と、新規事業を考えていたNPO法人を結びつけた仕事です。117年という長い歴史を持つレコード専門店で、地元の人たちに愛され続けてきたお店でしたが閉店を機にシャッターを下ろしてしまっていました。そこで、私達はその店舗を活用してくれる新規事業者を探し、地元で障がい者支援事業を行っているNPO法人の方を見つけることができました。彼自身もそのお店のファンの一人。聞けば、「この名前を受け継ぎ、ここで障がい者のつくったお皿やグラスを使ったBARをやってみたい」とのこと。さらに、「お店に残っているレコードもかけられたら」と夢のある事業計画を話してくれました。地元の人たちの思い出を、新しい形で残すことが決まったのです。三島の貴重な思い出と新規事業者の気持ちのマッチングですよね。こういう仕事ができるのは、このまちに根を下ろし、このまちの活性化を第一に考える建設会社の不動産部門だからではないでしょうか。もちろん、毎回うまく話が進むわけではありません。しかし、こういう実績を増やし続けることで、まちの人たちの信頼を積み重ねていけたらと思います。

会社も、まちも、
チャンスにあふれている。

不動産部では三島のまちなかで新たな挑戦もはじめています。自分たちで年間10億円の予算を使って物件を仕入れ、まちの活性化につながる活用方法を実践しようというのです。すでに自転車屋だった古民家や廃業した病院などを購入し、現在、その活用方法を考えています。このプロジェクトは、全社横断。このまちの未来を創造し、アイデアを出し合う打ち合わせは、毎回部署を超えて大いに盛り上がります。加えて、この会社では新規事業コンテストも毎年開催され、優秀なビジネスアイデアは提案者がそのまま責任者となり、会社の次の事業になる可能性があります。そう思うと、この会社も、このまちも、たくさんのチャンスにあふれている。まちづくりに興味のある人には、ぜひ挑戦してほしいですね。

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