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仕事について

齋藤 舜太

土木部2017年新卒入社

振り返ると、
成長していた。

大学時代の専攻は工学部土木工学科。建設業界に進むことは決めていましたが、正直、建設会社ごとに違いがあることもわからず、詳しく調べていませんでした。加和太との出会いは、大学で開催された合同企業説明会。自分の地元でもある静岡の会社ということで気になり、個別の説明会にも参加。会社の雰囲気も堅苦しくないし、社長も若い。「こういう建設会社もあるんだ」と良い印象を持ちました。入社後の新人研修は良い思い出です。同期15人で地元の小学生のためのモノづくりイベントを企画し、自分たちの手で開催しました。全員で力を合わせ、一つのモノをつくり上げたこの期間がなかったら、ここまで同期と仲良くなることはなかっただろうなと思います。 土木部への配属後、最初に携わった現場は、 狩野川の河川維持管理工事でした。道路や構造物を造る工事ではないのですが、台風や大雨などの災害時の被害を最小限に食い止めるための、重要な工事です。 毎日の作業は、簡単に言うと、河川敷の草刈り。しかし、一見、簡単そうに見える作業も奥が深い。ただ刈ればいいのではなく、5 cm未満まで刈り、堤防にひび割れなどの異常が無いかを確認していく必要があるのです。河川維持は、長さ数十kmもの川が現場になります。 毎日違う場所から作業を始めるので、自分が今どこで作業しているかわからず苦労しましたが、おかげで地元出身者並みに道を覚えました(笑)。他にもわからないことだらけで、あっという間に過ぎた1年目でしたが、自分のできることが少しずつ増えていく感覚はうれしかったですね。

入社2年目の終わり、
現場代理人を任される。

転機が訪れたのは、2年目の終わりです。この年は河川の護岸整備に携わった後、道路工事の現場に現場技術員として配属されていたのですが、急に部長から「別の場所の道路工事で現場代理人をやってほしい」と頼まれたのです。そのときは「自分が行っても、やれることなんてないだろう」と思っていました。でも、頼まれたからには断ることもできず、「はい」と答えて任されることに。現場代理人は資格は必要としませんが、その工事における会社の責任者。代理人の「代理」とは「加和太建設の社長の代わり」を意味しています。その大役を2年目で務めるわけです。最初の頃は現場に向かう足取りも重かったし、実際、どう動いてよいかもまったくわかりませんでした。ただ、現場に毎日通ううちに、少しずつ自分から仕事を探して動くようになっていったのです。休みの日でも現場がどうなっているか気になるように。こうした感覚は、現場担当者として現場に従事しているときはほとんどありませんでした。今思うと、「これ、やっておいて」と頼まれたことだけこなしていたのだと思います。そういう意味では、現場代理人は最終的な責任を負う立場のため、資材の置いてある位置や作業員の動きにも自然と目がいくようになりますね。気づくと、協力会社の職人さんたちも徐々に信頼を寄せてくれるようになって。相談ごとや確認ごとがある度、上司と連絡をとっていた職人さんも、自分のところに聞きに来るようになっていました。振り返ると、成長していたのでしょうね。ちなみに、現場代理人を務めると、「この現場は自分がやった」と胸を張って言えるようになります。工事はまだ終わっていませんが、道路の完成が今から楽しみです。

どうせやるなら、
早く経験したほうがいい。

もちろん1年目から努力はしてきましたが、入社2年目の社員に大きな現場の現場代理人を任せてくれる建設会社はそうないと思います。改めて、この会社は若手のうちから責任ある立場の仕事を任せてくれる会社だなと思いますね。そのぶん、大変なこともたくさんありますが、先輩たちもフォローしてくれます。いつかやるんだったら、早く経験したほうが絶対にいい。立場が、人をつくります。だから、今後も何でも挑戦してみる予定です。きっと、やっていくうちに、様々な専門知識や技術も身についていることでしょう。監理技術者の立場も、資格が取得でき次第、挑戦してみたいですね。土木建設に興味があり、早く成長したい人には本当におすすめの会社です。

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