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仕事について

CROSS TALK

加和太って、
働く環境としてどう思う?
子育て世代社員座談会

時代の変化や会社の成長に合わせ、加和太建設では働き方や働く環境を見直しています。今回は、子育て世代の社員に集まってもらい、家庭と仕事の両立や加和太の福利厚生について語り合いました。

MEMBER PROFILE

近藤 つぐみ

2019年入社

HRPR室に所属。新卒・中途の採用活動を担当。子供が1歳の時に加和太に入社。2歳の子供が一人。

長島 智子

2006年入社

ITI事業部に所属。加和太で働く女性のパイオニア的存在。子供は8歳、6歳、4歳の三人。働き方改革チームの一員。

勝又 舞子

2014年入社

事業企画室に所属。在宅勤務を上手に活用中。子供は12歳と10歳の二人。

礒 健人

2015年入社

事業企画室に所属。社内結婚で育児休暇を取得。現在、6ヶ月になる子供が一人。

河上 千尋

2017年入社

コーポレートデザイン部に所属。今回のメンバーの中で最年少ママ。1歳の子供が一人。

産休・育休制度について

「父親として、良いスタートを切ることができた」(礒)

近藤

今回は、お集まりいただき、ありがとうございます。最初に、産休・育休制度や復職後の時短制度など、仕事と家庭を両立するうえで欠かせない制度、取り組みから話をしたいと思います。このメンバーの中で、一番最近利用したのは礒さんですよね?

いきなり男性の僕で大丈夫ですか?(笑)。うちは社内結婚なのですが、お互いの実家が遠く、僕以外に産後のサポートができる人がいませんでした。最初は2週間くらい育児休暇を取得しようと思っていたのですが、1ヶ月くらい取った方が安心かなと思い、会社に申請しました。妻と同時取得。妻は14ヶ月取得しました。

近藤

上司や周囲の反応はどうでしたか?

1ヶ月育休を取りたいと言ったら、ちょっと驚かれました。加和太ではこれまで3名の男性社員が育休を取得しているのですが、一人目が1週間、二人目が2週間と少しずつ伸び、今回は僕が1ヶ月取得したんです。本当に良い時間を過ごさせてもらったと感謝しています。子供との時間、家族三人での時間をあれだけじっくりつくれたのは、父親のスタートとしてとても良かったと思いますね。

勝又

職場に復帰してからも、子育てを手伝っていますか?

最近は、時々ご飯をつくったり、買い物を手伝ったりしている程度ですが、最初の1ヶ月間を子供と過ごし、かつ、妻の大変さを間近で見ることができたので、できるだけ協力したいという思いはありますね。

時短勤務制度について

「前例がないから、会社とともにつくっていった」(長島)

近藤

長島さんはこのなかで最も多く会社の制度を利用していると思うのですが、どのように利用してきたのですか?

長島

一人目のときは普通に1年間育休を取って、復帰後は時短勤務で1日6時間勤務に短縮していました。二人目のときは育休をまるまる1年間取得してしまうと、長男の保育園の資格が取り消されてしまうということだったので、3ヶ月で復帰しました。

近藤

そんなに早かったんですね。

長島

そう、まだミルクも飲めなかったから、お昼休みに授乳しに会社から保育園に通う生活。4時間の時短からスタートして、徐々にミルクが飲めるようになるのに合わせて、来月は5時間、その次は5時間30分…と30分刻みで勤務時間を長くしていってもらったかな。

近藤

子供の成長とともに少しずつ延ばしていったんですね。そこまで柔軟に制度を利用できていたとは知りませんでした。

長島

そうね。今もまだ朝夕の渋滞にはまらないよう、始業と終業を15分ずつ早めてもらって8時45分—16時45分勤務にしてもらってるの。

近藤

私、以前は市役所職員だったんです。制度は整っていたのですが、柔軟な対応はまず無理でした。あと、なかなかそういった制度は使いづらい雰囲気でしたね。

長島

まあ、私の場合、加和太もまだ前例がほとんどなかったから、私が「こういう制度にしていただけると働きやすくなります」と他者の事例なども出しながら、会社とともに制度をつくっていった感じでしたね。

河上

私も子供が保育園に入ってからは7時間勤務ですが、上司に相談し、その前の託児所のときは5時間30分勤務にさせてもらっていました。この辺りの柔軟さは加和太の働き方の魅力ですよね。

近藤

入社1年目の時だっけ?

河上

はい(笑)。新入社員から、いきなりママになって帰ってきて、「なんか、たくましくなったね」と言われました(笑)

長島

ママになると、たくましくなるよね。とくに、子育てしながら働くとなると、時間との戦いだから(笑)。

勝又

私も日々、仕事をバシバシさばいてる(笑)。いかに一つひとつの仕事を短くできるかを考えています。今は秘書業務と事業企画室との仕事の掛け持ちだから。

勝又さんは人の2倍の仕事をしてますよね(笑)

正社員登用制度・在宅勤務制度・フレックスタイム制度について

「制度をうまく活用できれば、豊かな週末を送れるはず」(勝又)

近藤

いつも、どうやってこなしているんだろうと不思議です。ちなみに、勝又さんはパートからスタートして、正社員になったんですよね?どのような経緯で正社員になったのか聞いてみたいです。

勝又

秘書業務を担当することになって、その役割と立場を考えたら、「正社員として働いてもらった方がいいだろう」というのが事のはじまりです(笑)。じつは、私自身は夫と「無理のない範囲で働く」という約束をしていたし、そこまで正社員にこだわってなかったかな。そんななか、子供の学童保育の問題が出てきて、定員オーバーで子供を預けられなくなったんです。特に、夏休みなどの長期休暇中は、子供の預け先がないので、朝から夕方まで一人で留守番させておくことに不安がありました。そうしたら、「じゃあ、短時間でも正社員として働ける制度と在宅勤務制度をつくるから、正社員になりませんか」という話をいただいて、「そこまで言ってくださるんだったら」と短時間正社員という今のような働き方になりました。

近藤

勝又さんの正社員登用を機に、この会社に在宅勤務制度が生まれたんですね!

勝又

そうなりますね(笑)。小学生くらいまでの子供がいて、短時間正社員ではなくフルタイムで勤務している人は、在宅勤務制度とフレックス勤務制度を使って上手に時間のやりくりをすると、結構、豊かな週末を送れると思います。

河上

というと?

勝又

たとえば、子供の病院や習い事の送り迎えとかって、平日の夕方が多くなるのよ。だから、9時−16時まで会社で働いて、その後、子供の用事を済ませて、夜の20時から22時まで在宅で仕事を片付けるとかね。平日の夕方を子供の用事に使えるようにすると、休日に無理やり2つも習い事に通わせる、みたいに予定を詰め込まなくても済むんだよね。

近藤

うちはまさに毎週土曜日が子供の病院でつぶれるんですよ。

勝又

平日の夕方なら比較的空いてるから早めに終わりますよ。ちゃんと仕事の業務量の管理ができる人であれば、うちの会社のフレックス勤務制度は、フルタイム勤務の人にはものすごく便利だと思うんだよね。もっと、こういう使い方をできる人を増やしていけたらいいなと思っています。

河上

もともと1時間単位で有休を取れる制度もあるし、仕事を早く抜けて、子供の病院に行くこともできますね。

加和太建設の働き方改革について

「これからは介護と仕事の両立も考えなくては」(長島)

近藤

長島さんは加和太の働き方改革チームのメンバーの一人ですけど、チームではどんな話をしているんですか。

長島

大きく2つかな。まずは、働き方に対する意識改革。建設会社って、どうしても週休1日の名残があるし、日中は現場に出て、夕方から書類仕事という習慣があるから、つい、働きすぎる人が出てしまうんですよね。その辺りを、どのような制度や仕組みにすれば意識を変えられるかと取り組んでいるのが一つ。

もう一つは?

長島

介護と仕事の両立。土木部や建築部はベテランの社員も多いし、これから介護で休暇を取らなければいけない社員が増えるだろう、と。ただ、育児休暇と違って、介護はいつ終わるかわからない。そうすると、ずっと休んでいる社員は収入も減って困るよね。だから、在宅でお願いできる業務を全社から集めて、介護で会社に出てこれない人が在宅でもできる仕事を増やしておこうと考えているの。

近藤

先日、アンケートが届いたアレですね!

長島

そう。部署横断で在宅でできる業務を一覧にしておけば、在宅でできる仕事が少ない部署の上司も在宅勤務をすすめやすいし、介護をする社員も在宅勤務の相談がしやすくなりますよね。

勝又

たしかに、最近は人員配置も会社全体で考えようというふうに変わってきているしね。どのタイミングで、どの部署に、どんな人が必要かがわかっていれば、戻ってくる人も気兼ねなく働くことができる。

長島

加和太は、中小の建設会社とは思えないほど、多種多様な部署、業務があって、社員一人ひとりの働き方の悩みに柔軟に対応できる土壌はありますからね。

加和太建設で働くことについて

「自然と働き続けられる会社に」(近藤)

近藤

加和太の働き方は進化し続けているんですね。では、最後に。仕事と家庭の両立は簡単なことじゃないと思うのですが、なぜ、皆さんは今も加和太でこうやって頑張っていられるのだと思いますか?

河上

ありきたりかもしれませんが、やっぱり働くと生活に余裕も生まれるのが一つ。あと、子供と離れている時間は淋しいですが、そのぶん、子供の顔を見たとき、「私も頑張らなきゃ!」と思えるんですよね。

僕も暮らしのためという理由は当然ありますが、仕事はそれだけじゃつまらない。どんどん成長して、新しくできることが増えるのは面白いですよね。加和太はそういう意味では、チャレンジできることがたくさんあるし、自分の可能性を伸ばすことができるから、働き続けているんだと思います。

長島

うーん。私はこの会社に新卒で入社して、ずっと働き続けるつもりだったから、一人目の産休・育休のときも、「ちょっと休んできます」という感じだったし、とくに「なぜ働き続けられるか?」っていう感覚がないなあ。

勝又

それって、すごく素敵なことですよね。自然と働き続けられる会社っていいですよね?

長島

ほんと、うちは三人子供がいるから、3回育休を取っているけど、「お前、また育休か」なんて笑いながら声をかけられたり、私だけじゃなく、他の社員の人たちも会社のイベントに家族連れてきている人が多いし、子供がいても働くのが当たり前という風土の会社なんじゃない?

河上

社内イベントに家族連れの方が多いのは最初、ビックリしました。でも、すごくいいですよね。

勝又

家族ぐるみの付き合いをしている社員も多いですよね。私もその雰囲気はいいと思います。あと、正社員登用とか在宅勤務とか、私が働き続けられるよう、会社が様々な努力をしてくださったし、その気持ちに応えたいというのもあります。

近藤

そうですよね。私は新潟から三島に引っ越すタイミングで、1歳の子供がいる中、転職活動をしていたのですが、最終面接のときに社長が「働いていて困ったことがあったら言ってね」と何回も言ってくれたんですよ。今日の皆さんの話を聞いて、単に声をひろうだけじゃなく、本気で何ができるか考える会社なんだと改めて思いました。私たちもその分仕事を頑張らなくてはいけませんね!皆さん、今日はお忙しいところ、本当にありがとうございました。